カレースターの嘘にだまされないで 1

カレースターと称している水野仁輔さんの著作、幻の黒船カレーを追えを購入、読了しました。 

デタラメ、嘘、捏造だらけの悪質な本です。 盗作の疑いも濃厚です。

まずは簡単に検証できる嘘、捏造から説明します。 もっと悪質な嘘もありますがそれは順次書いてゆきます。

水野さんは、日本のカレーのルーツを求めて、イギリスに渡ります。そして大英図書館でビートン夫人の家政読本を読んだ、と主張します。 

これは嘘です。水野さんはビートン夫人の家政読本を読んでいません。彼が家政読本として記述している内容は、原典を読まずに捏造したもので、実際の本の内容と異なります。 

捏造、嘘は複数存在しますが、一つ一つ検証していきます。 

”手にしたミセス・ビートンのレシピには、確かに何品もカレーのレシピが載っていた。レフトオーバーミート、すなわち残り物の肉を使ったカレーというジャンルで。レフトオーバーミートという表記は、何か秘密の暗号のような響きを持っている。”(幻の黒船カレーを追えP144) 

ビートン夫人の家政読本にレフトオーバーミートというジャンルはありません。それどころか、”レフトオーバーミートという表記”すら、存在しません。 

水野さんの嘘は簡単に検証できるので、ぜひご自身の目で確認してください。 

まず下記のURLにアクセスします。ビートン夫人の家政読本The Book of Household Management初版をテキスト化したものです。 

http://www.gutenberg.org/ebooks/10136.txt.utf-8 

このサイトThe Project Gutenbergは、日本の青空文庫のようなもので、有志が本の内容をテキスト化し、誰でもタダで読めるようにしたものです。 

テキストなので、全文検索できます。 

leftoverあるいはleft overの文字があるか、検索してみてください。存在しないことがわかります。なぜかというと、ビートン夫人の時代は、残り物の肉のことはleftoverではなくcold meatと表現したからです。 

次にcurried beefと検索してみてください。そしてその前後を確認してください。牛肉料理が並んでいます。ビートン夫人の家政読本では、牛、仔牛、羊といった材料別にレシピが分類されています。”残り物の肉を使ったカレーというジャンル”など存在しません。 

従って、 

”確かに何品もカレーのレシピが載っていた。レフトオーバーミート、すなわち残り物の肉を使ったカレーというジャンルで。” 

”レフトオーバーミートという表記は、何か秘密の暗号のような響きを持っている。”


というのは水野さんが原本を読まずに捏造した嘘なのです。 

水野さんの嘘、捏造はまだまだあります。  続きます。