カレースターの嘘にだまされないで 2

カレースターと称している水野仁輔さんの著作、幻の黒船カレーを追えはデタラメ、嘘、捏造だらけの悪質な本です。

 

昨日は、水野さんはビートン夫人の家政読本を読んでいないにもかかわらず、あたかも読んだかのようにふるまい、嘘の内容を捏造したことを指摘しました。

 

hikaridept.hatenablog.com

他にも嘘をつき、捏造している箇所が複数あります

”『ビートン夫人の家政読本』には、カレー粉の作り方とともに、小麦粉を使ってカレーにとろみを付ける調理法が多数紹介されている。つまり、イギリスで普及したカレーは、油脂で小麦粉を炒めた「ルウ」を使った西洋風煮込み料理にすでに姿を変えていたのだ。”(幻の黒船カレーを追えP111)

 

ビートン夫人の家政読本に載っているカレーレシピを以下に抜粋しました。

open.mixi.jp

1000ページを超える本にしてはカレーレシピは意外に少なく9種類、そのうち6種類に小麦粉(flour)が使われています。

 

たった6種を”多数紹介されている”というのはどうかと思いますが、明確に捏造と判断できる部分は以下の箇所です

 

”つまり、イギリスで普及したカレーは、油脂で小麦粉を炒めた「ルウ」を使った西洋風煮込み料理にすでに姿を変えていたのだ。”

 

”油脂で小麦粉を炒めた「ルウ」を使った”カレーレシピはビートン夫人の本に存在しません。水野仁輔さんは嘘をついています。

 

しかもその嘘すら、WEBからコピペして盗用した疑いが濃厚です。

hikaridept.hatenablog.com

6種類のレシピにおいて、小麦粉をどのように使っているかを一覧にします。ご覧の通り”油脂で小麦粉を炒めた「ルウ」を使った”レシピは存在しません。英語に心得のある方は、実際のレシピを読んで確認してください。

 

CURRIED COD
出汁(stock)と同時にバターと小麦粉を入れてトロミを出す(thickening)
CURRIED MUTTON
バターで玉ねぎを炒めた後に、カレー粉、小麦粉、塩を入れて混ぜる(mix all well together)
CURRIED VEAL
焼き色をつけた肉にカレー粉、小麦粉、バターで炒めたタマネギとリンゴ、出汁(stock)あるいは水を入れて煮る
CURRIED FOWL
出汁(stock)を入れて煮た後にカレー粉、小麦粉、グレービーを入れてさらに煮る
CURRIED FOWL OR CHICKEN
炒めた肉、タマネギ、リンゴにカレー粉、小麦粉、グレービーを入れて煮る
CURRIED RABBIT
出汁(stock)を入れて煮た後にカレー粉、小麦粉、少量の水を入れてさらに煮る

 

6種のレシピのうち5種が、出汁、グレービー、水といった液体を入れた後、もしくは同時に小麦粉を入れて煮ています。炒めてはいません。

 

唯一CURRIED MUTTONだけが小麦粉を炒めていますが、タマネギや肉と一緒に炒めているので、水野さんがいうような”油脂で小麦粉を炒めた「ルウ」を使った”ものではありません。

 

実はこのマトンカレー、日本最古のカレーレシピの一つ、西洋料理通のマトンカレーのレシピとほぼ同じ。水野さんはこの西洋料理通のマトンカレーを試作していますが(幻の黒船カレーを追えP27-30)、ほぼ同じレシピがビートン夫人の本にあることに気づいていません。

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なぜなら、水野さんはビートン夫人の本を読んでいないからです。読んでいないのに読んだと嘘をつき、実際には存在しない”油脂で小麦粉を炒めた「ルウ」を使った”カレーレシピがあると嘘をついているのです。

  

水野さんの嘘、捏造はまだまだあります。明日に続きます。