カレースターの嘘にだまされないで 4

カレースターと称している水野仁輔さんの著作、幻の黒船カレーを追えはデタラメ、嘘、捏造だらけの悪質な本です。

 

昨日は、タマネギをアメ色に炒める日本カレーのルーツが、イギリスにあることを示しました。水野仁輔さんはそのことに気づかずに、著書幻の黒船カレーを追えは中途半端な結末を迎えます。

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本当にビートン夫人の本を読んでいたならば、読者に対しこの事実を明らかにできたはずです。これは水野仁輔さんの読者に対する詐欺行為です。

 

まだまだ、水野さんの嘘と捏造は続きます。

 

”僕が大英図書館で2日間かけて『家政読本』の初版を手に入れたからといって、そこにあるレシピからは、サンデーローストの余り肉を使ったカレーがあることが確認できるだけなのだった。(幻の黒船カレーを追えP144)”

 

ビートン夫人の『家政読本』を読んでも、”余り肉を使ったカレーがあることが確認できるだけ”と水野さんは主張します。これが嘘であることは、9種のカレーレシピを読んだ方ならばおわかりでしょう。

mixi.jp

 

余り肉を使ったレシピ(Cold Meat Cookery)は9つのレシピうち4つだけ。半数以上が、フレッシュな肉やシーフードを使ったレシピなのです。

 

幻の黒船カレーを追えには、ロブスターや鱈、鮭のカレー、あるいは兎のカレーがでてきません。水野さんがビートン夫人の本を読んでいないからです。”余り肉を使ったカレーがあることが確認できるだけ”というのは、読まずに捏造した嘘です

 

これまで水野さんがついてきた数々の嘘から、彼がどうやって捏造にいたったか、おおよその見当がつきます。

 

水野さんは大英図書館で、ビートン夫人の『家政読本』を借ります。1000ページ以上ある分厚い本です。冒頭の写真には、「ビートン夫人の本を熟読した」とありますが、実際にはほとんど読まずに放り投げてしまいました。

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なぜそう断言できるかというと、ビートン夫人の9種のレシピのうち、8種においてタマネギをアメ色に炒めているからです。つまり、最低2つのレシピを読めば、タマネギをアメ色に炒める日本カレーの料理法が、イギリスに由来することがわかるのです。

 

それさえ理解していないということは、水野さんがほとんど読まずに放り投げたということを意味します。

 

4年後、幻の黒船カレーを追えを執筆するにあたり、大英図書館で何の成果もえられずに帰ってきた、では体裁が悪いと思ったのでしょう。しかし、再度大英図書館に行っても、再び挫折するのは目に見えています。

 

そこで、ビートン夫人の『家政読本』を読んだと嘘をつき、内容については捏造することにしました。嘘をついても、どうせ読者にはわからないと高をくくったのです。

 

実際、ネットに上がっている書評や感想を読んでも、この捏造に気づいている人はいません。

 

捏造の際に参考にしたのは、在ロンドン40年の前川ゆき子さんから聞いた”ミセス・ビートンは、余りのロースト肉でカレーを作る手法を紹介した”という話でした(幻の黒船カレーを追えP109)

 

この前川ゆき子さんは一般の方なので、ビートン夫人の本にシーフードカレーや兎のカレーのレシピが載っていることなど知らないのでしょう。ビートン夫人の本の内容を知らない水野さんは、前川さんの話だけで”余り肉を使ったカレーがあることが確認できるだけ”と思い込み、捏造の証拠を残してしまいます。

 

どうせバレないと油断していたのでしょう。水野さんは次々と余計な嘘を書き込んで、自爆してゆきます。

 

・英語でもっともらしさを出したかったからか、余り肉をレフトオーバーミートと英訳して記述しました(P144)。ところが、ビートン夫人の本ではleftoverという言葉は使わないので、嘘がバレてしまいました。


・”レフトオーバーミート、すなわち残り物の肉を使ったカレーというジャンル”(P144)などという余計な嘘をついてしまいます。そんなジャンルはビートン夫人の本にありません。


・ビートン夫人の本に”油脂で小麦粉を炒めた「ルウ」を使った”(P111)カレーレシピは存在しません。しかもこの嘘は、WEB記事からコピペした盗用の疑いが濃厚です。

 

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水野さんにとって最大の誤算は、大英図書館の奥に鎮座し、簡単にアクセスできないと思いこんでいたビートン夫人の『家政読本』が、実はネットで無料公開され、誰でも読めたということです。

 

http://www.gutenberg.org/ebooks/10136

 

捏造してもバレないどころか、誰でも簡単に検証することができるので、捏造したら簡単にバレるのがビートン夫人の『家政読本』なのです。

 

しかも、ビートン夫人の『家政読本』は、2003年にThe Project Gutenbergで公開を開始しています。

 

つまり、2013年に大英図書館まで出向いて、48時間待って『家政読本』を借りて、挫折して読まずに投げ出すまでの水野さんの行動は、全くの時間の無駄だったのです。日本の自宅でいつでも読めたのですから。

 

以上が、ビートン夫人の『家政読本』に関しての検証ですが、水野仁輔さんの嘘と捏造はまだまだ続きます。